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書評 できる人はやっている上司を使い倒す50の極意 

投稿日:2016年8月5日 更新日:

上司を使い倒す50の極意

どうも、ぴこイチです^^

最近、「黒すぎる●●術」や「ブラック●●術」のような相手をうまく操って成功しよう的なタイトルの本が目につきますね。

「上司を使い倒す」となっているので、似たような内容かと思ったのですが、パラパラとめくってみたところ全然違った内容でした。

50個の極意のうち33番目からは「上司を使い倒すための裏ワザ」が書かれていますが、上司をうまく操って楽して結果を出す方法が知りたい方には向かないと思います。

 

本書のターゲット

真剣に仕事に取り組み、上昇志向のある方や出世欲が高い方がターゲット。

上司の能力を最大限に利用し、自分自身の成果を高めていくための極意が語られています。

 

著者

リクルートに入社後、課長を経て週刊ビーイング・就職ジャーナルなどの編集長を歴任。その後は映画プロデューサーを経て、株式会社プラネットファイブ代表取締役に就任。書籍の出版も行っている。

書評

【】内は本書より引用

【身近なところにも力になってくれる人はいるよ。しかも無料で】

【そう、上司だ。いつもキミの近くにいて、キミのことをしっかり見てくれていて、キミを鍛えることやキミの相談に乗ることが、当然の役割になっていて、しかもお金は取らない。こんな便利な存在を使わない手はないだろ?】

過去や他人(上司)は変えられないという前提のもと、どのようにしたら未来や自分自身を変えていけるかを真剣に考えることが必要。

隣の芝生は青く見えると言いますが、変えられない事実に目を向けるよりも、いかにして上司を味方につけて使い倒していくかを考えた方が建設的と思わされます。

 

上司を使い倒すためには、「使いやすい部下だと思われること」が重要になる。つまり、自分自身が精いっぱい努力していること大前提になっています。

そのうえで、いかに上司を味方につけて(使い倒して)成果を高めるかを考えよう!といった内容です。

以下に、私が印象に残った部分を一部まとめます( ・`ω・´)

 

①上司をマネジメントする

通常、マネジメントと聞くと「上司が部下を」という意味で使いますよね。上から下ですね。

しかし、上司をマネジメントするボスマネジメントでは、「上司は部下のクライアント」と考えるそうです。

上司をクライアントと考えてみると、相手の視点に立ち、何を求めているのかが見えやすくなる。

 

また、上司はどんな能力(機能)を持っていて、その能力をいかにして使うかの戦略が立てやすくなるという。

どんな上司だとしても、見習うべきところはありますし、役職者であれば自分にはない権限を持っています。

上司の能力を見極め、どのように付き合っていくべきかを戦略的に考えるためにも必要ですね。

 

②成功したければ素直に教えてもらえ

人と同じことをしていては成功できないと考え、自己流で頑張って失敗を繰り返していた社員の話が紹介されていました。

彼のように成功者に頭を下げて言う通りにしたら成功したという話は珍しくありません。

松下幸之助さんは、「成功する会社は成功するようにやっているから成功している。」と言っています。

このことからも、成功するようにやるためには、素直に学ぶことが重要だと分かります。

会社員ならば、身近な最も成功している人は上司になります。だからこそ、どんな上司だとしても、素直に学ぶという姿勢を放棄しないことが大事になるのですね。

 

③盗めるものはなんでも盗め

【上司をうまく活用している人ほど、仕事における成長速度が速いのです】

上司から技術を盗もうとしても、うまくいくタイプとそうでないタイプに分かれる。この差は何なのか。

うまくいくタイプは、上司との信頼関係が築いたうえで上手に盗むべきものを引き出しているという。

 

【部下のために自分の持っているものを惜しみなく伝授しても構わないという気持ちにさせなければ、いくら上司から盗もうと思ってもうまくいくものではありません】

魔法の殺し文句

上司をその気にさせるための魔法の殺し文句が紹介されていました。

それは【どうしたら、●●さんみたいになれますか?】と聞くというもの。

 

これは、ヨイショ作戦という一面もありそうですが、「どうしたら●●さんの技術を自分のものにできるかを真剣に考えているから教えてほしい」と言っているも同然ではないでしょうか。

相手がそこまで読んでくれるかは分かりませんが、これを言われて嬉しくない上司は、そうそういないでしょう。

ただ、スタンスとしては教えてもらうという受け身ではなく、盗むという積極的な姿勢があってこそ評価され、信頼につながるのだとは思いますね。

 

まとめのひとこと

本書は、すごく内容が濃く現実的な内容ばかりで正直、圧倒されました。相当にやる気のある情熱的な「できる部下」も、「そうでない部下」も育ててこられたのだと感じます。

「上司が無能」だから「上司が話にならないから」と切り捨てるのではなく、上司との関わり方を見直すことが大事だなと感じますね。

仕事を精いっぱい頑張っているのに評価されていないと感じている方や、もっと成果を上げていきたいと考えている方にとって、面白い内容だと思います。

上司をマネジメントする等、新たな視点で仕事をしていくことで現状を大きく変えていけるかもしれません。

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