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タモリさんに学ぶ話がとぎれない雑談の技術 難波義行【2014】

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まいど、おおきに!

無類の読書好き、なまけタイガーです。

 

タモリさんと言えば、平成26年に30年以上の歴史に幕を下ろした「笑っていいとも!」の名司会者だ。

 

短い時間の中、様々なゲストとトークをしていくわけだが、自分から饒舌に話せるゲストばかりではない。

 

物知りなタモリさんでも、全然知らない話題のこともある。

 

それでも、見事に話を展開し、番組を盛り上げていくということは並大抵の技術ではない。

 

タモリさんのトークは、テレビでありながら友達とくつろぎながら雑談しているかのような感覚になる。

 

そんなタモリさんのトーク力があってこそ、番組が30年も愛され続けたのではないだろうかと思う。

書評

 

本書は、こういう風に雑談を始めれば良いといったことや、適切なタイミングであいづちを・・・

 

などといった、雑談本によく書いてあることばかり並べてあるわけではない。

 

ゲストとのトークを例にとり、そのトークはどのようにして盛り上げられ、キレイに着地させているのかが分析・説明されている。

 

特に、いいともの場合は、話が得意でないゲストも来る。

 

そんな相手に対して、どのようにトークを展開しているかの実例も紹介されている。

 

僕は、タモリさんのすごさは、「話し方・内容」だと思っていた。

 

それは間違いないのだが、それよりも、話を盛り上げ、引き出す「聞き方」にある。

 

相手が、どんどん話したくなるように、数々の工夫がなされているのだということが分かった。

 

雑談を「自分自身が何かを話すための技術」と考えると、途端に難しく感じてしまう。

 

ところが、相手の話を引き出す、盛り上げるという「聞く技術」と考えると少しハードルが下がる感じがする。

 

タモリさんの会話テクニックを分析した本書を読んでみると、実際の会話でも役に立ちそうなことが多かった。

 

これが、すぐに当たり前にできるかと言われれば、そんなことはない。

 

ただ、数あるテクニックを意識してみることで雑談力は上がると思われる。

 

雑談が難しいのは、相手が自分から話してくれない時、自分の話に興味を持ってくれない時ではないだろうか。

 

自分が頑張って話すよりも、うまく相手の話を引き出し、その情報から話を展開していくための「聞く力」が重要になると感じた。

 

今まで、雑談関連の本を色々と読んでみてきて気が付いた。

 

結局は、相手の話を楽しんで聞き、楽しんで話してもらおうという意識が一番大事なんじゃないかと思う。

 

話に興味を持ち、相手を理解しようとしているということが伝わること。

 

これだけで、話している人も、気分がよくなり自然と話が盛り上がるんじゃないかと感じる。

  

タモリさんは、8000回を超える生放送でのトークを繰り広げてきた。ギネスにも認定されている。

 

そんな、タモリさんのトーク力のすごさが、分かりやすく分析されいる良書だった。

 

具体的にゲストとのトークが分析されているため、イメージしやすいだ。

  

せっかくなので、最期はあの名セリフで締めたいと思う。

 

「あしたも、見てくれるかな?」